Tの存在 ~jr.研究員ミッション~
聖マリアントネア大学・・・・
あれは何年も前だった。
吉良、モリヤマ、剛が大学生時代。
「おはよう。海斗くん。」
「おはよう・・・。」
「吉良さん!」
「あ!桐谷君!」
「俺、この間借りた本持ってきたんだ!」
「ありがとう。どうだった?」
「めっちゃ楽しかった!この主人公がーーーー・・・。」
俺はいつも吉良の隣にいたはずだった
けど・・・
なぜか遠かった。
桐谷がいつも吉良と楽しくしゃべっていた。
俺は吉良より上の学年
桐谷は吉良と一緒。
吉良は一回浪人生活を過ごしたのだ。
吉良は読書がすきで
将来は小説家になりたかった。
俺はそれを全力で応援した。
でも今思えばただくっついていただけだった。
俺は結局声でも、応援することできなかった。
けど桐谷はインターネットでいろいろ調べたりして、彼女のために調査していた。
「吉良さん。ここ作品募集してるよ。」
「マジ!?」
「ほら!」
いいなとおもった。