Tの存在 ~jr.研究員ミッション~
『はい。』
「私だ。」
『須田先生!なぜ連絡をとってくれないのですか!』
「え・・・」
『私たち、見損ないました。』
「あれは事故だ」
『嘘です』
「嘘じゃない。」
『俺、今日移動機についていたTVを実験でつけてみたんです。』
「実験?」
『そちらの電波がこの星にもとれるのか』
「そうか」
『見ましたよ。TV。』
「え・・・。」
須田はギクリとした。
「どういうことですか?須田部長。」
陸は疑問に思った。
「何か隠しているんですか!?」
「そんなことはない。」
「陸くん、下がりなさい。」
「いいえ下がれません。」
「なぜだ。これは所長命令だ。」
「私彼らの上司であります。」