Tの存在 ~jr.研究員ミッション~

「・・・須田部長!」

相模が走ってきた。

その情報は嘘です!

相模は、携帯のTV画面を見せた。

須田は驚いた。

「お前らこそ騙しているのか!」

『何がです?』

「お前らが何をしようとしているかわからないが命令は絶対だ!いいな!」

『もちろんです!』

「今すぐ帰還しろ!」

『部長。着陸態勢が不十分だったため帰還できません。』

「何!?」

『エンジンが動かないんです』

「・・・!」

「迎えに行けばいい。」

「所長!」

「早く連れ戻さなければ・・・。」

「・・・。」

「準備には、3か月かかる。」

「徹夜でも。」

「もっと早められないのか!」

「安全を確保するためです!」
< 108 / 146 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop