Tの存在 ~jr.研究員ミッション~













「所長・・・。」

「なんだ。」

「費用が足りません。」

「足りない!?」

費用が足りないのだ。

安全が確保できるほどの機材が足りないのだ。

それで、買おうと思ったが予算がない。

「・・・。」

「所長。」

「なんだ。須田。」

「Tに手紙を出すんだ。」

「ハイ?」

「・・・手を組もう。」

「何を言ってるんです。」

「もうそれしかない。」

「いやです。」

「命令だ。」

「断ります。」

須田は断固拒否した。


すると、田神京平が

「政治・・・。」

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