Tの存在 ~jr.研究員ミッション~
「それは・・・。」
「彼らは、17歳と16歳です。」
陸が言った。
「陸!それを言うな!」
「規則上言ってはいけないのだぞ!」
「彼らも立派な大人ですよね。」
その言葉に言葉をなくす。
「子供ではないでしょう。」
「・・・。」
「自分で金を稼ぎ、生活し、特に二人は人生の半分以上をここですごしています。もう子供扱いする対象ではありません。自律も自立もしているでしょう。」
「・・・そうですね、確か外国では20歳以下でも大人として認められる国があったきがします。」
萌が補足する。
「所長、今すぐ、向かうそうです。」
相模が言った。
「わかった。」
モリヤマは立った。
「ここからは戦場だ!いいか、絶対この地位を守ってみせよう!」
おーっ!
と部長たちが声を出す。
須田はまだ納得いってなかった。