Tの存在 ~jr.研究員ミッション~
そして、翌日。
モリヤマは言った。
「昨日の会談についての結果を発表する。」
と。
全員が息をのんだ。
「アメリカも韓国も黙ってくれるそうだ。」
「・・・そうですか。」
「大丈夫なのかしら。」
「まず、韓国は第二の地球を初めて知ったのよね?」
「そうね。」
「韓国は、K-POPというものが流行った時代に急経済成長した国だ。工業も、発達している・・・説明はしておかないと、第二の地球に行ってしまうかもしれない。」
「所長、なぜそんなに第二の地球へ行かせるのを嫌がるんです?」
相模は疑問を投げつけた。
「別にいいんじゃないですか?」
「だめだ!」