Tの存在 ~jr.研究員ミッション~
それはあの日・・・
「ちょっと、二人とも。」
「はい?」
田所愛美がテレビをつけた。
<研究所、何かたくらんでいる>
とういう見出し。
<今朝送られてきたFAX。第二の地球発見>
<第一発見者、須田絵里名>
もう存在がばれていたのだった。
「だから、調査しないといけないのよ。」
「でもさ、そしたらあっちの人間が来るんだろ?」
「田所愛美も言ってたじゃない。調査を続行しなさいって。」
「でもさ・・・。」
「あの人のことよ。考えがあるはずだわ。」
「・・・。」
そうして、環境や動植物について調査を続けた。