Tの存在 ~jr.研究員ミッション~

「愛っ!」

「私も今見た・・・。」

「なんで郷田部長が・・・?」

「わからない・・・でも絶対何か考えてるよな・・・。」

「二人とも・・・!」

隆太郎が駆け込んできた。

「あ・・・浮気。」

「はあ?」

「美紀さんのとこいってたって。」

「はは・・・あれは、病弱なんだ。」

「・・・あ。そうなんですか。」

「それより、郷田だ。」

「ですよね。」

「異常な展開じゃないか。」






『私は、この世のすべてを変えて見せます!まず、教育!もっと地球の環境について児童、生徒に学ばせるべきです!そして、より質の高い公務員を育てます!一斉テストを行い、教師の見直しをいたします。また、増税させていただきます!この世にはお金が必要です。よりみなさんが快適に過ごすためには、5%引き上げるべきです。またー・・・。』




郷田は、長々とマニフェストを述べた。



『そして、みなさんにご報告があります。私は、研究所の人間でした。そして、研究省を設立いたします。研究所の人間はとても給料が低く、納得のいく研究ができるまでにはアメリカや韓国よりはるかに時間がかかるのです。でも、わたしたちはその2国より先に 今噂になっている・・・・    第二の地球    を発見し、そこに17歳の研究員と16歳の研究員を派遣し調査を進めていることを発表します。』









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