Tの存在 ~jr.研究員ミッション~
「御子柴さん!」
階段を御子柴が上っていると下から呼び止められた。
御子柴は迷惑そうに尋ねた。
「・・・・だれ?」
「私、相模といいます。相模リン。」
「あぁ、須田先生の補助の方ですね。」
御子柴は、平らなところで相模と話をした。
「・・・その資料って。」
「須田先生から貰いました。が?」
「中身・・・みました?」
「いえ。寮に戻ってからみようとおもっています。ですが、ページ確認の時にチラッとみました。」
「・・・内容って覚えてます?」
「申し訳ありません。まだ把握していません。」
相模は胸をなでおろした。
「では、回収いたします!」
「え?!」
同じように、桐谷兄弟も回収された。
「・・・なんだったんだろう。」
御子柴は慌てる、相模をみた。
「・・・内容になにか問題でもあったのかな。」