Tの存在 ~jr.研究員ミッション~
「先生!回収してきました!三人ともまだ内容は・・・!」
「よかった。ありがとう。」
「はい。」
相模は、シュレッダーにプリントを入れた。
「所長。いいですか?」
授業が終わって、御子柴は所長室を尋ねた。
「いいとも~♪」
「しっつれいします!」
「はーいッ!」
御子柴は、所長に自分のモリヤマ研究所の名札を差し出した。
「昇進ありがとうございます!」
「いえいえ!嬉しいよ。君みたいなひとがうちに入ってくれて!」
「本とですか!?」
「本当だとも!」
「私もう・れ・し・い!」
「相変わらず可愛いなァ~!」
「しつれしまーす。」
入ってきたのは、桐谷兄弟だった。
「げぇ~。」
御子柴は、ガッカリした
「なんだよ。そのテンション。」
「海かよ~・・・陸と兄弟なんて考えられない。」
「ハァ!?」
「紳士と熊だわ。」
「ハァッ!?」
また始まった・・・
陸はため息をついた。
「ハハ仲がいいね~。」
「よくない!」「よくない!」