Tの存在 ~jr.研究員ミッション~
「認めない?」
「あ・・・ゴメン。」
「いや、謝る必要なんてない。何を認めないわけ?」
「いや、なんでもない!」
「はぁ?!何よ!」
「だからなんでもねぇっつーの!」
「うわあ。何それ。」
俺は、あの日のことを思い出した。
「海。もうすぐでこの星は滅びるんだろうな。」
「お父さん?どうした?」
「お前はポンコツだがな、研究所に入れたいと思ってるんだ。」
「研究所!?マジかよ!」
「マジさ。」
「・・・。」
「大丈夫だ。」
「おとうさーん!愛ちゃん来たよ~!」
「オォ!御子柴愛!きてくれたか!」
「はいー!こにちわー。」
「海をよろしくな。」
「あいあいさー!」
「お父さん!」
「いつまでもグダグダ言わない!このチビ!」