Tの存在 ~jr.研究員ミッション~
「いいなあ海は。」
「は?」
白衣を着た陸は言った。
俺はパジャマだ。
「俺も行きたかったよ。」
「ったくいいことねえって!」
「・・・そうかな?」
「?」
「羨ましいなぁ・・・。」
「んだお前?」
「てか早く帰ってこいよ!」
「帰りたいけど帰れるのかー?」
「帰れるさ。」
「つか、わざわざこんなこと言いに寮から出てきたの?」
「・・・そうかな。」
「・・・?」