Tの存在 ~jr.研究員ミッション~

「よ。」

「・・・よ!ってな!なんで居るんだよ!」

「え?」

「え?じゃねえええええ!」

「何きれてんの?」

御子柴愛だ。

手にはスーツケース。

「ま。お邪魔します。」

勝手に上がりこんでくる御子柴愛を抑えた。

「ちょちょ。」

「?」

「どうした?」

「ケンカした。」

「はあああ?!」

なんか気力なくなる・・・

「ということで。」

全然成り立たないよ。

俺はそうおもいつつも諦めた。

「親は?」

「いないよ。」

「なんで?」

なんでって・・・
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