Tの存在 ~jr.研究員ミッション~

「どっかいった。」

「何それ。」

「小さいときに研究所入れられてそれっきり。」

御子柴愛は納得した。

ったく、傷をえぐるな。

「捨てられたってことかあ。」

となにげなくいう。

コイツは・・・

「んじゃうちは幸せだね。」

「そうだ。帰れ。」

「ひっど。大丈夫!後は風呂だけだし♪」

「うちには風呂はないぞ。」

「嘘つけ。」

なんだこいつは!

「まぁこれから3日間よろしく!」

「ふざけんな!」

「リハーサルてきな感じだよ~。」

「・・・そっか。それもそうだな。」

初めての星にいってこれも嫌だもんな。

俺はなぜか納得していた。

少し経つとなんでだろうって思った。
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