Tの存在 ~jr.研究員ミッション~
会議室に移動した。
「・・・須田部長。どういう意味ですの?」
長澤萌は尋ねた。
「つまり、地球がもうひとつ見つかりました。」
「え?!」
一同唖然。
「どどどどど・・・どうして・・・。」
「おそらく、今まで私達が見えないほど遠くにあったのかと思われます。」
「え・・・。そんなことってあるのかしら?」
「今までありませんが、可能性が見えてきましたね。」
「でーすーがッ!」
モリヤマは立ち上がった。
「このことはまだ誰にも言わないこと!」
「え?!なぜ!これを発表すれば、わたしたちも認められます!汚名返上です!」
「相模。」
「・・・すみません。」
須田は言った。
「わかりました。ではみなさん貴重なお時間ありがとうございました。」
そういって須田は会議室を出た。
「あ!待ってくださいよ!部長ーーーッ!」