Tの存在 ~jr.研究員ミッション~
でも、契約結んだんじゃ・・・
ないのか?
俺は思った。
「契約とか意味分からない。私は私なりの結婚とか恋愛したいのよね。」
「まあな。恋愛まで親に握られんのもな。」
「でしょ?」
愛はまだ少し黙ってから口を開いた。
「で?あんたは彼女いないわけ?」
「えッ!?」
「あ・・・いないんだ。」
「ハァ?!」
「いないんだあかわいそう。」
愛は苦笑した。
「まぁ、あんたの性格じゃ一生できなかったりして!」
愛はなんて思いやりのないやつなんだ!
てかお前にいわれたくねえよ!
「でも、俺医療部の笹崎と付き合ってた時期もあるぜ?」
なんてでたらめを言ってみる。
「・・・え?!マジ!?」
本気にする愛。
マジ爆笑を抑えるのに必死!
「そっかあ~!趣味悪いねッ♪」
そういって俺らは2日目を終えた。