Tの存在 ~jr.研究員ミッション~

「まぁ帰ってこれないのもいいけどね。」

「!?」

「ナニヨ。」

「何って・・・。強がるね。」

「あんな契約されてんのよ?!たかが知れてるわ!いっとくけどね、帰ったら即結婚だってありえんのよ?!」

「ハッ!?マジかよ!」

なぜかあせる俺。

「あんたにはわかんないだろうけどこれってやばいのよ?!」

俺にもわかります。

どれだけのレベルなんですか。

「・・・まぁいいけど。」

そんな気持ちで行くんだったら・・・

俺は提案した。

「言ってくれば?」

「ハッ!?」

「おじいさんに。」

「ふざけてんの?!あんた!」

愛にぐさあっと言われた。

< 50 / 146 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop