Tの存在 ~jr.研究員ミッション~
確か、太陽の光、つまり日向にいると身体が焼ける・・・
だった気がする。
逆に陰は凍えるほど寒い。
なんで・・・?
このスーツでも少しは感じる。
暑さ、寒さ。
なのにこの人たちは・・・?
どうやってここまできたんだろう。
すると、未確認生命体がトントンと窓を叩いた。
「どうしたぁ?」
一人の男が話しかけてきた。
・・・日本語だ。
あぜん。
「おーぃ?お前らフロムジャパンだろぉ?」
「・・・えぇ。」
愛はおそるおそるこたえた。
「オッ?!めっちゃ可愛い!ねぇ、何やってんのォ?」
「え?・・・あの星に行こうと思って。」
「マジ?!俺らのとこきてくれんのォ?!」
「でも、着陸の態勢がなくて・・・。」
「心配スンナ!」
「・・・え?」
「お・・・お前なにかできんの?」
俺は尋ねた。
「あ?なんだコイツ。」
愛に未確認生命体は聞く。
「パートナーです。一緒にこの星を調査するんです。」
「へぇ~この星に行ったら帰ってこれないよ?」