Tの存在 ~jr.研究員ミッション~
昼休み
「桐谷!」
「エッ!!!!!!すす・・・須田先生・・・!」
須田は生徒にも恐れられているのは目に見えてる。
「どうした?」
「いえ・・・なんでっ・・も!」
「桐谷、お前宇宙科学には興味ないか?」
「う・・・宇宙科学?」
「お前、ここに来てから一回も参加していないのでな。」
「・・・。」
「何か理由でもあるのか?」
海は、心の中で『先生がいるからです!』とつぶやいてみた。
「理由がないなら、医学よりこっちに来い。」
「ええええッ!?」
須田は携帯を出した。
誰かに電話をするらしい。
そのうちに逃げようとした桐谷海だったが・・・
「ちょっと待ってて。」
といわれ、作戦は失敗してしまった。
「もしもし。須田だ。・・・・あぁ。今大丈夫か?・・・・ならいい。これから研究第二にいく。これるか?・・・・よし。じゃあ、桐谷も誘って来い。・・・あぁ優秀な方だ。じゃあよろしく。」
優秀な方って・・・、と海はつぶやいた。
「よし、先に第二に行ってくれ。」
「・・・はい。」