Tの存在 ~jr.研究員ミッション~

・・・愚民?

「愚かね。」

え?

「あんたたち、可哀想ね。」

「え?」

「だって、昔の人たちが汚した星に住ませられたんでしょ?」

・・・。

「今、あなたたちが改善目指してるんでしょ?」

「・・・一応。」

「でも無理よ。」

え・・・。

なんで?

「あんな簡単にできるものじゃないわ。最低でも世紀がかわるまでね。」

「・・・分かってますよ。」

愛は言った。
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