Tの存在 ~jr.研究員ミッション~

なんで陸もなんだ?

ていうか電話の相手は?

誰?

第二って確か成績優秀者の学習室だったような・・・

海は不安になりながら、研究第二室に行った。

研究第二にいくのは、もう機会がないと思っていた。

研究員の仲間入りすら出来ないと思っていた海は優秀な生徒が普段座るイスに座ってみた。


「へへ。」

なんか気持ちがいいナァと思った。

そこへ、双子の兄、陸が来た。

「・・・何ニヤニヤしてんの?」

「え?俺もついに認められたか~ってな。」

「・・・そ・・・そうだね。」

「つーか、なんでここに呼ばれたのかわけわかめだったんだけど。」

「・・・俺も知らない。御子柴愛に呼ばれたからまぁ行った。みたいな。」

「み・・・御子柴?!」

「うん。愛が電話もらったんだって。」

・・・愛?

なれなれしい!!!!!

「お・・・お前御子柴愛と仲いいのか・・・???」

「仲いいっていうか、いつもトップ競ってるよ。」

「・・・・あぁ。御子柴愛ってそういうやつか。」





「御子柴愛はそういうやつかあ?」

第二に女の子がはいってきた。
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