Tの存在 ~jr.研究員ミッション~

「?!?!」

「あんた誰に向かって言ってんの?」

「あ、愛~。伝言ありがとう。」

「別にいいけどさ、それよりコイツ誰?第二にはいってくんな!」

!??!

なんて気の強い女子!?!?!

「お・・・俺だって!呼ばれたんだ・・・よ!」

「誰に?」

「須田先生直々だ!」

「へぇ。ま、興味ないけど。」

「・・・誰が聞いたんだっツーの。」

「何?」

「いえ・・・。」





すると、須田が入ってきた。

「みんな席について。」

三人は教卓の一番目の前に座った。

「なぜここに来たのか。から説明しよう。」

須田はプリントを配った。

「これは、私の助手ともいえる相模がつくったものだ。」

相模さんかあ・・・

確かおっちょこちょいな研究員だった気がする。

「ページ数は12ページだ。全て両面印刷である。確認をしろ。」

「ハイ。」

確認が終わると、須田は説明し始めた。
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