*+koi+*

「お前ら、うるせえんだよ。」

あたしをかばうよに前にたち

両手を広げる風磨。

「風・・磨?」

「柚真、いこ。」

「え、次の授業が・・。」

風磨はあたしの手をとり

走り出した。

ガチャーー

屋上にきた。

「はぁはぁはぁ」

「柚真、大丈夫?」

「何が?」

「その・・陰口?っていうか。」

ああ、あの彼女たちのね。

「別に、へーき!
強いから。あたしのことかばわなくて
よかったのに。」

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