童顔教師が居候。



「せ、先生が無視するのがいけないんでしょ!昨日のこと謝ろうと思ったのに…」





正直な気持ちをぶつけても、鰯には届かなかったらしい。
くるりと方向転換し、無言で職員室に向かって歩き出した。




教室に戻り、さっきの先生の言葉を思い出す。



…ん?……夜?


もうホントに訳わかんない。アイツ。
…まさか夜這いに来たりしないよね!?




「秘密ってなんだよぉ!」




「ごめん…先生が怖いから言うのやめとく。その代わりなんか奢るわ!」





こうしてクラスメイト数人に奢るはめになった私。
…鰯と絡むとろくなことないんだから!




しぶしぶ購買へと足を運ぶのだった。


















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