童顔教師が居候。




辺りは薄暗くなり、もう6時。



「そろそろお開きにしよーか!」




唯ちゃんの一言で解散が決まり




「今日はありがとう!めちゃ楽しかったぁ!」




そう言って、七海ちゃんと柚月ちゃんは帰って行った。




「ごめん雀ぇ!これから彼氏とちょっと…」



申し訳なさそうに両手を合わせる唯ちゃん。
遊び好きの唯ちゃんがこんなに早く「お開き」なんて言うはずないと思った!
やっぱり彼氏との約束か…正直羨ましい…。




「いいよ!私も家帰って英語の課題やらなきゃ…あはっ…」




「げーっ!やめてよ!あたしだって残ってるんだから!」





笑いながら走り去る唯ちゃんに手を振り、寂しく帰り道を歩き始める。












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