【短編】コーヒーが飲みたい
なぬ!? 改装!? 休みっ!?
…つー事は……
明日ココに来ても缶切りは手に入らないのか!?
あー……
あの時傘や財布を忘れなければ今頃は……
いや、とーっくにコーヒー飲めてたんじゃん。
なんてこった……。
「そうですか……じゃ……さようなら……」
あたしは毛虫に別れを告げると、やっと諦めて家路に着いた。
結局今日のあたしは何をやってたんだろう。
明日こそコーヒーを手に入れよう。
そして明日は飲めるであろうコーヒーの味と薫りを想い深い眠りに………
つきたい所だが、今日の自分の無駄な動きを悔むと腹が立って眠れず、浅い眠りについた。