年下アイツに恋をする!
ものすごい美形だった。軽くビックリした。
いや、大きくビックリした(?)
「ここ男子校だぜ?見てわかるだろ?何あんた、新米なの?あぁ、だから知らねぇのな。まぁ、食われないようにせいぜい気を付けることだな。」
言いたいことだけガンガン言って去ろうとしたコイツに
「ちょっと待てぃ!!」
とシャツの裾をガッシリ掴んだ。
「んだよ、離せよ」
と、コイツは清々しいほど嫌そうな顔して見てきた。
「食われないようにってどういう意味!?」
あたしは聞いた。
「あんたぐらいの女が入ってきたら、いろんなトコで拉致られて、犯されるぞ。」
「んなっ…」
「だからそうならないように気を付けてなってこと。」
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