人生ゲーム【リメイク】
残ったのは光だけだった。
「・・・分かった。俺は猛のために走るよ」
全員の賛成を得て契約は終了した。
光は通話終了ボタンを押すと【契約】のアイコンを触った。
そこは先程まで白紙だった。
しかし今ははっきりと文字が羅列されている。
『リレーにおいて最下位になった場合、南沢猛が全額支払う』
光はぐっと拳を握りしめた。
猛のためにも絶対に勝つ。
「時間になりましたのでメンバー表をご提出ください」
係員の指示で各グループ、メンバー表を出しに行った。
「バトンはこちらになります。アンカーの方はたすきを掛けて下さい」
渡されたたすきのは赤。
猛は体を通して肩に掛けた。
「・・・分かった。俺は猛のために走るよ」
全員の賛成を得て契約は終了した。
光は通話終了ボタンを押すと【契約】のアイコンを触った。
そこは先程まで白紙だった。
しかし今ははっきりと文字が羅列されている。
『リレーにおいて最下位になった場合、南沢猛が全額支払う』
光はぐっと拳を握りしめた。
猛のためにも絶対に勝つ。
「時間になりましたのでメンバー表をご提出ください」
係員の指示で各グループ、メンバー表を出しに行った。
「バトンはこちらになります。アンカーの方はたすきを掛けて下さい」
渡されたたすきのは赤。
猛は体を通して肩に掛けた。