人生ゲーム【リメイク】
60分という時間が短いのかどうか、光には予想がつかなかった。
「脱出できなかったチームは1人1千万の負債を負うことになります」
「1人1千万!?」
光は思わず声をあげた。
先程のリレーよりもハードであることは間違いなかった。
「ただし、必ず脱出できる方法が1つだけあります」
光はほっと安堵のため息を吐いた。
「テーブルの上に置いている箱を開けてください」
ふかふかベッドの横に丸いテーブルがありその上には直方体の鉄でできた箱が乗っていた。
この部屋に似つかわしくない銀色の入れ物である。
1番近くにいたくるみが箱を開けた。
テーブルの傍に10人全員が集まった。
中を覗くと10個のボタンが縦2×横5の等間隔で並んでいる。
さらにボタンの下には番号が振ってあった。
「ボタンの下にある番号は各プレイヤー様の番号です」
右下のボタンには『50』という数字が。
それが自分のボタンであることを確認した。
「1人1回ずつボタンを押す権利があります。最もボタンを押された回数の多いプレイヤー様1名に強制退場していただきます。それと引き換えにドアが自動で開き、他のプレイヤー様は脱出成功となります」
「脱出できなかったチームは1人1千万の負債を負うことになります」
「1人1千万!?」
光は思わず声をあげた。
先程のリレーよりもハードであることは間違いなかった。
「ただし、必ず脱出できる方法が1つだけあります」
光はほっと安堵のため息を吐いた。
「テーブルの上に置いている箱を開けてください」
ふかふかベッドの横に丸いテーブルがありその上には直方体の鉄でできた箱が乗っていた。
この部屋に似つかわしくない銀色の入れ物である。
1番近くにいたくるみが箱を開けた。
テーブルの傍に10人全員が集まった。
中を覗くと10個のボタンが縦2×横5の等間隔で並んでいる。
さらにボタンの下には番号が振ってあった。
「ボタンの下にある番号は各プレイヤー様の番号です」
右下のボタンには『50』という数字が。
それが自分のボタンであることを確認した。
「1人1回ずつボタンを押す権利があります。最もボタンを押された回数の多いプレイヤー様1名に強制退場していただきます。それと引き換えにドアが自動で開き、他のプレイヤー様は脱出成功となります」