【完】愛する人を守る方法
鈴木爽子の守り方
あたし、鈴木爽子<スズキサワコ>。
どちらこと言えば、ブスの部類だろう女子。
もちろん、告白なんてされたことがない。
そんなあたしの好きな人は、高野翔<タカノショウ>。

あたしは高野くんに、何度も、何度も想いを伝えた。



「好きだよ」
『ゴメン』


「好きだよ」
『鈴木のこと、友達としてしか見れない』


「好きだよ」
『どうして、そんなに俺のこと好きでいてくれんの?』
「分んない。けど、ただただあたしは高野くんが好きなの」
『…ありがとう。俺も、鈴木のこと好きになったみたいだ』
「え……?」








『俺の、彼女になってくれますか?』



「はい!!」



こうして、あたしたちは付き合い始めた。
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