future−君と僕の未来−
そして今、公園で空を見ている
「…全く、廉太は私を置いていくんだから」
「…ユナ」
ユナは俺の隣に来た
「…ユナ、俺を占ってよ」
するとユナは無表情でこっちを見た
「…占わない」
「なんで?」
するとユナは無表情で俺の額に頭をくっつけた
「…もし占って
最悪の結果が出たら
嫌だ」
「…意外と可愛いよね、ユナは」
「それに…」
「心配しなくても
未来の廉太の隣に私はいる」
そういったユナは消えてしまいそうだった