future−君と僕の未来−
「…ユナ」
家について
やっとコウが喋った
「…一度
未来へ行った方がいい」
「…何故だ」
「…言っただろ?
あの人が待ってるって」
「…わかった
じゃあ今行ってくる」
そう言ってユナは去って行った
もしかして…
「喧嘩したんだね…」
「…うん」
「廉太…
ユナの過去を教えてあげるよ
きっと普通じゃいられなくなるよ」
「え…」
「聞きたい?
嫌なら教えないよ
拒否権はあるからね」
…
「…一回ちょっと聞いたよ?」
「まぁそんなもんじゃないよ」
「…聞くよ
聞かせて」