future−君と僕の未来−





「言った筈だ、私は廉太の闇を壊しに来たと」


「意味が分からないんだよ!

ユナがいう闇ってなんだよ」




そういうとユナはこう言った





「私のいう闇は心の闇だ」





…は?






「…俺に心の闇なんてない」



「…私にはわかる

伊達に未来から来ているわけではない」



そう言ってユナは俺の前に座った




「…なんと言おうとも私は廉太の闇を壊す」



そう言ったユナの目は


本気だった






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