future−君と僕の未来−




家に帰ってくると



ユナもコウもいた




「…ただいま」




「「おかえり」」




「…どうしたの?


二人とも正座して」






「…廉太




私は任務を終了した」




「…そっか、闇…」





「…私は未来に帰り



「人間」になる」







「…え」








「…安心しろ



私は大丈夫だ」





そう言ったユナはいつものように無表情で






「私は…長い未来


人間として廉太の傍にいるために未来にいく」




「大丈夫


ユナを信じてあげて」












「…わかった」












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