future−君と僕の未来−




するとユナが俺の前に立った






「…なんて言葉をかけたらいいか分からないが



今、廉太が悲しいってことはわかる」




するとユナは




また無表情でこう言ったんだ








「…私が廉太の闇を必ず壊してみせる





だから








廉太には笑ってほしい」









ユナ…






君はもしかしたら


ロボットじゃなくて






天使なのかなって思ったんだ








太陽の光に照らされたユナは






驚くくらいに輝いていたから









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