future−君と僕の未来−
「…え」
「だから俺の趣味に合わせたんだ
可愛いでしょ?」
確かに
ユナとコウは似ている
「僕にとって君は邪魔でしかない
早くユナを帰して」
そう言ってコウは帰って行った
その入れ替わりにユナが入ってきた
「廉太はいつも私から離れる」
「…ごめん」
するとユナはいきなりこう言った
「…コウがいたのか」
「え?なんで?」
するとユナはバラを見せてきた
「去りぎわにバラをおく
コウの特徴だ」
ユナ…
「ユナは…コウのものなの?」
「…違う
私は誰のものでもない」
「だって…」
「コウの言う事はあまり気にするなと言っただろ」
するとユナは俺に近づいてこう言ったんだ
「体育祭…なかなか楽しかった」