future−君と僕の未来−


















痛々しいくらい傷つけられたユナを見たら泣きたくなった







「…誰にやられたの」




「…玉川真緒」




「…やっぱり


ごめんね、助けられなくて」




「…廉太は悪くない



やっぱり人は信じてはいけないな」




そういうとユナはもっと強く俺を抱き締めた














「…私はやられたとき






今度は廉太に何かするのかと思った




だってどんなに壊れても




廉太が治してくれるだろ?」







そう言ったユナを俺は抱き締めた






「何回壊れても俺が治してあげるよ



だから



ずっとそばにいて」






< 68 / 257 >

この作品をシェア

pagetop