消して消されて
結局昨日はあれから他愛もない話をして別れた。
唯は次の日千里が気になったので昼休みに1-4へ向かった。
1年の廊下を歩くと目立つ。
唯は好奇の視線を浴びながら後ろの扉から気付かれないように千里を探した。
千里は最前列でご飯を食べていた。
友達がいないのか、1人で食べている。
そこへ理香達が近寄る。
思わず中へ入りそうになったが何とかこらえた。
何を言っているのか分からないが、絶対にいい話ではないはずだ。
唯は気になったが、とりあえずもうじき昼休みが終わるので自分の教室へ戻った。
時は流れ放課後。
唯は6限目体育であったが上着を体育館に忘れてしまったので取りに行った。
「あった」
広々した空間の端にポツンとジャージが残されていた。
「良かったね」
一緒についてきた愛が唯の腕を掴んだ。
「ほんとに」
「・・・ねぇ、何か聞こえない?」
愛が首を傾げるので唯も耳を澄ませた。
唯は次の日千里が気になったので昼休みに1-4へ向かった。
1年の廊下を歩くと目立つ。
唯は好奇の視線を浴びながら後ろの扉から気付かれないように千里を探した。
千里は最前列でご飯を食べていた。
友達がいないのか、1人で食べている。
そこへ理香達が近寄る。
思わず中へ入りそうになったが何とかこらえた。
何を言っているのか分からないが、絶対にいい話ではないはずだ。
唯は気になったが、とりあえずもうじき昼休みが終わるので自分の教室へ戻った。
時は流れ放課後。
唯は6限目体育であったが上着を体育館に忘れてしまったので取りに行った。
「あった」
広々した空間の端にポツンとジャージが残されていた。
「良かったね」
一緒についてきた愛が唯の腕を掴んだ。
「ほんとに」
「・・・ねぇ、何か聞こえない?」
愛が首を傾げるので唯も耳を澄ませた。