君が笑う日まで…

冬矢−母親−




俺はある朝



原付のエンジンをかけ走り出した。



もっと




早く行くべきだった。



母ちゃんが死んだ事で、悲しみに押し潰されそうだった俺達の心も、少しずつ落ち着きを取り戻していた。




そうゆう今だから




俺は行かなきゃいけない。









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