君が笑う日まで…







長い沈黙が続き、璃子の母親はやっと口を開いた。






「あなた…璃子の過去にあった出来事は知っているの…?」






俺は母親の言葉に少し驚いたが、静かに頷いた。





「…そう…。


あれは全て私が悪いのよ…」







「どうゆう意味ですか?」




俯きため息をつく母親に俺は聞いた。







璃子の母親は、静かに話し始めた−…









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