君が笑う日まで…




私はその日




冬矢くんの腕の中で眠った。




ふたつ敷かれた布団はひとつしか使う事はなかった。







冬矢くんの腕の中はあったかくて





冬矢くんの心臓の音が心地よかった…








たまに寝返りをする私を必ず後ろから抱きしめてくれて…









寝ていても、それがわかったんだ…。










< 157 / 219 >

この作品をシェア

pagetop