君が笑う日まで…
俺は大鷺 竜。
俺は中学の時から荒れていて、高校に入ってからも学年一の問題児…そう呼ばれていた。
俺が一年の時に、ある事件が起きた。
誰かが落としたタバコが何故か俺が落とした…って事になり、学年主任に呼ばれた。
『おまえなんか停学…いや、退学だッ』
安藤は俺に怒鳴りまくった。
さすがに俺が落としたタバコじゃないのに、俺だと決めつけられた事に腹を立て、俺は安藤の胸倉を掴んだ。
「俺を殴れば、おまえは間違いなく退学だッ」
その言葉に俺は
「退学でも何でも勝手にすればいいだろッ」
安藤に殴りかかった−…