君が笑う日まで…




「……そんな顔すると……俺、止められなくなるよ?」




俺は夏季を力強く抱きしめ、キスをした。


舌で夏季の唇を無理矢理開けて、夏季の舌に自分の舌を絡ませた。




「……っん……」



苦しそうな夏季を無視して俺は舌を絡ませ続けた。



少しは…ッ




抵抗しろよッ………




俺は夏季の体を自分から引き離した。




「…はぁ…はぁ…」



やっと唇を開放された夏季は息を荒くしていた。







「…俺はこうゆう奴だよ。もう俺に近付くな」




そう言葉を吐き捨てると、俺は屋上を出た。





…くそッ………



なんでこんなに苦しいんだ……



俺は女を玩具程度にしか思ってないはずなのに…




< 205 / 219 >

この作品をシェア

pagetop