君が笑う日まで…
「……そんな顔すると……俺、止められなくなるよ?」
俺は夏季を力強く抱きしめ、キスをした。
舌で夏季の唇を無理矢理開けて、夏季の舌に自分の舌を絡ませた。
「……っん……」
苦しそうな夏季を無視して俺は舌を絡ませ続けた。
少しは…ッ
抵抗しろよッ………
俺は夏季の体を自分から引き離した。
「…はぁ…はぁ…」
やっと唇を開放された夏季は息を荒くしていた。
「…俺はこうゆう奴だよ。もう俺に近付くな」
そう言葉を吐き捨てると、俺は屋上を出た。
…くそッ………
なんでこんなに苦しいんだ……
俺は女を玩具程度にしか思ってないはずなのに…