君が笑う日まで…





こんな気持ちになったのは初めてだった。




守ってやりたい、


側にいたい、


声を聞いていたい、


触れていたい−…



夏季はそれ全てを思わせる女だった。



女は携帯のメモリから、女の番号を探すと


『消去』


した。





そして新たに



『夏季』


の名前を登録した。








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