君が笑う日まで…

絶望








−ガチャ−






痛い…


汚い…





私は重い体を引きずりながら、なんとか家にたどり着く事ができた。








「あははッお母さん聞いて〜」


「はいはい」






リビングから母と妹の楽しそうな会話が聞こえた。





私はそのまま階段を上がった。









「璃子〜帰ったの?」





母の言葉は私の耳には届いてなかった。





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