君が笑う日まで…



俺達は、慌ただしい朝を迎えた。

今日は久しぶりに母ちゃんの見舞いに行く事になっていた。


最近土日もバイトで忙しくて見舞いに行けなかった。

今日は引越し屋のバイトを休みにしてもらい、夏季、神谷を連れて俺は病院に行く事にした。



神谷に母ちゃんの見舞いに行くか聞いたら、神谷はすぐに頷いてくれた。


俺達はバスで病院に向かった。


バスを降りると、神谷はバス停近くにあった花屋に寄りたいと言い、小さい花束を買っていた。





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