君が笑う日まで…
『ガチャ』
私がアパートのドアを開けた瞬間
「璃子ッどこ行ってたの!?」
夏季が部屋から飛んできた。
一緒に玄関まで飛んできた冬矢くんにも
「おまえ帰り遅くなるなら連絡くらい入れろよッ」
私は二人に凄く怒られた。
「…ごめんなさい…」
私は二人に何も言わず病院に行った事に今更ながら気付き、二人にみっちり叱られた。
私が帰らない事に、こんなに心配してくれていた二人に私はすごく嬉しくなった。
そして凄く反省した。
夏季、
冬矢くん…
心配かけてごめんなさい…