愛 ~①巻~
ちゅっ

龍がキスしてくる。

『ふぁ・・・』

龍が私をベッドに押し倒す。

『ちょっ・・・・りゅ・・・』

龍はキスを続ける。

『んふ・・・』

そして唇を離し、龍は私を抱きしめる。

『龍?』

「あいつの事で・・・泣かないでくれ・・・・」

え?

もしかして・・・・。

『やきもち?』

「なっ!!!!!!!!!!」

これはこれは・・・・。

『可愛い!!!!!!!』

私は龍を抱きしめる。

「は?」

『だから~可愛い~』

龍はちょっとむかついた顔をして、

「俺・・・男だぞ?」

『見た目は女だもん~♪』

「・・・」

私にしては正論。

「こいつ~~」

『ん~?』

「襲ってやるーー!!」

『キャーー!』

私たちは顔を見合い、笑う。

「未來・・・」

『ん~?』

そして龍は小声で言う。

「お前の方が可愛い」

『な・・・』

私は龍の顔を見る。

龍の顔は赤くなっていた。

『ありがと・・・』

私は龍を強く抱きしめた。

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