愛 ~①巻~
俺は未來を抱き締めた。
――――――――――

俺達はカツラなどを買って、

倉井家に戻った。

「おかえり~」

陸が俺達を出迎えていた。

そしていきなり、真剣な顔をして…

「二人とも付き合う事になったの?」

…。

『は?』

俺はまともに言ったけど、

未來は、

「なななっ!!!」

これは勘違いするな。

「あっ…!図星?」

『違うし』

未來じゃ、変な言葉を言うからな。

『まだ決まって無い』

「そそそ!そうなの!」
未來はなんでこんなに噛んでんだ?
< 153 / 408 >

この作品をシェア

pagetop