愛 ~①巻~
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その後の、私達は、

浅いプールで、泳いだり、

お昼寝をしたりと…

とっても楽しかった。

でもすぐに悲しくなる出来が、

起こるとは…

思いもしなかった。

───午後3時

一旦、皆集合すると、決めていた、時刻。

私と陸は元から、

集合する場所にいたので、

龍達を待つだけ。

『遅い…』

「遅過ぎるだろ!」

15分は待っている。

『うぅ~遅い…!』

「暑い!」

私と陸は暑い中、

30分は待った。

「未來~」

由希の声がする。

『由希~遅いよぉ!』

「ゴメンゴメン!」

由希は謝る。

『別に良いけ…え?』

由希は龍の腕に、

腕を絡めていた。

「二人とも付き合ってんの?」

陸が聞く。

「陸…何言ってんだ?付き合ってねぇし」

龍は笑いながら言う。

『じゃあその腕は何?』
私は龍に聞く。

「あ?あぁ!これは~さっき、由希ちゃんがこけそうになったから~
腕を掴んどけって言う事…
何?もしかして未來、ヤキモチ?」

ヤキモチ…。

『そんな訳ないじゃん!!』

私は陸の腕を引っ張って、

龍達から、離れて行った。
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